flyingfishisummerの日記

「拍手」で得したことなど、今日も心を込めて手を叩き続けます!

Clap! Clap! Clap! 拍手がつなぐ幸せの心

年下社員からかけられた拍手への感謝の気持ち

突然振り向けられた感謝の言葉

ガリクソンさん(私の会社でのニックネーム)、私のプレゼン(営業担当が受注した案件の素晴らしさをアピールする事業部主催アピール大会でのプレゼン)に大きい拍手をしていただき、ありがとうございました!」

体調を崩し、お酒も飲めないため、その後に行われた懇親会の場からそそくさと1人帰ろうとしたところ、後輩の女性社員からひと言。背後から唐突にかけられた言葉にびっくりして、

「よろこんでもらえたらよかったよ~」

と返し、「感謝してくれる人もいるんだな……」と感じながら、その場をあとにした。

「お前、大した貢献してないんだからさ」

観劇に結婚式、会社のプレゼンやMTG―――人を歓待する場、よろこびを表現する場では心がけて大きな拍手を心がけてきた(きちんと表現すると、その場に合う拍手を心がけてきた)。新卒間もないころ、当時在籍していた会社で先輩社員から「お前、会社で大して何の貢献もできてないんだから、こういう場(社員研修のプレゼン時)くらい拍手くらい大きくして、少しでも先輩社員によろこんでもらえる工夫したら?」と言われたことがきっかけだ。

会社に入りたてで、素直な気持ちでなんでも受け止めた当時の私は「たしかに先輩の言うとおりだ」と深くうなずき、社会人生活16年目に突入したいまも、この教え(嫌味?)を愚直に守り続けている。

ガリクソンさんって拍手、大きいですよね」「お前、拍手が大きすぎるんだよ!」など、音の大きさに関する言及は多々寄せられていたものの、面と向かって感謝の気持ちを述べられることは初めてだった。

誰しも面前に立つ限り、多少の違いはあれど緊張し、その評価を気にするものだ。面前でのスピーチや発表がうまくいけば万雷の拍手が降り注ぐかもしれないし、うまくいかなければポツポツとお情けばかりの拍手になるかもしれない。

ただただ「気持ちよく立ち去ってもらいたい」その一心で

私はその評価に関係なく、常に心からの拍手を送るようにしている。なぜなら、気持ちよくその場を立ち去ってほしいからだ。いい結果に運べば万雷の拍手で意気軒高となろうが、しょぼい結果にしょぼい拍手じゃさみしすぎるじゃないですか。傷口に塩を塗り込むようで。このさみしさを経験した人ならよくわかると思う(私も多数経験)。

良くも悪くも清濁併せのみ、心地いい拍手を浴びせかけ、いい気持ちで降壇もしくはその場を立ち去ってもらう。そのために、真心を込めて拍手し続けてきた。すると不思議なことに、拍手は相手のためだけではなく、自分自身に何かしらのいい結果を返してくれることに気づいたのだ(特にサラリーマンであれば、社内のポジショニング確保にちょっと貢献)。

きちがいじみていると感じるかもしれないが、このブログを読んで1人でも多くの人がいままで以上に大きな拍手をし、周囲の人を幸せにし、結果自身にその幸せの一部が戻ってきたらうれしいです。